2021.11.24
鍼灸学科教員ブログ(菊池)
9月のまだ暑い日の午後でした。
自宅玄関前に、虹色に輝く小さな虫がふわっと飛んできました。
”ハンミョウ” です。
この虫は、良い匂いのする虫として有名です。子供の頃それを図鑑で読んで、どんな匂いか知りたくて、
見つけては網を持って追いかけ回した記憶が蘇ります。
そおおっと近づいて捕まえようとするのですが、気配を察してすぐに数メートル先に
飛んで逃げてしまい、なかなか捕まえにくいのです。
人が近づくと数メートル先に飛ぶ。この行動を繰り返す様子が、
まるで道案内をしているように見えるため ”ミチシルベ” とも呼ばれています。
ちなみに、匂いは子供のお菓子(ぶどう風?)のような香りがします。
見て美しく、嗅いで良い香りを放ち、別名まで付いている虫は、そうそういないと思います。
最近寒くなってきたため、次に会えるのは春だと思いますが、もし見つけたら捕まえて
匂いを嗅いでみてください(その後は、また逃してあげてください)。
写真を取ろうとスマホを取り出す間に、いつのまにかどこかに飛んでいってしまったので、
10年ほど前に撮影した写真を掲載したいと思います。
10年前のものなので、画質が悪いことについてはご容赦ください。