2022.02.03
訪問リハビリテーションでの出会い
私が訪問リハビリテーションで働いている頃、
Kさんとリハビリを行った事が今でも鮮明に思い出されます。
Kさんは神経難病により動作能力が著しく低下しており、
自分で起き上がることもできないような状態の方でした。
Kさんに行ったリハビリは動作能力の維持改善はもちろんのことながら、
会話をすることも非常に大事でした。
私がリハビリ中に家族、職場などの他愛もない話をすると、
Kさんはいつも笑顔になってくれました。
そんなKさんの為に、私はネタ帳を持ち歩き、
なにかあれば書き込みKさんに伝える日々でした。
私にとっては小さい事でも、kさんにとっては新鮮に感じるものがあったのかもしれません。
ちなみに一番ウケていたのは、夫婦喧嘩のネタでした。
これからも、患者様の気持ちになりリハビリ内容だけでなく、
いろんな事を考え、伝えられるセラピストになりたいと思います。
理学療法学科教員:友田