2022.03.14
理学療法学科教員ブログ(天野)
さて、2巡目のブログ担当がまわってきました。
COVID-19感染が急速に拡大する中、世の中の変化とともに、
私の学び、研究のスタイルもやや変容してきたように思います。
令和4年1月16日に参加した“第61回近畿理学療法学術大会”も
コロナ禍の状況を鑑み、完全Web開催となりました。
大会テーマは、“新しい知見・技術と理学療法の新展開”です。
ここのところオンライン・ハイブリッド開催とする学術大会や研修会、講演会が増え、
以前のスタンダードである対面での集まりは自粛の対象となり
一時その姿を消していました。
外出自粛期間中、私も情報通信技術を用いた学習機会をよく利用していました。
本学術大会では、多くのイベントやコミュニケーション機能の利用
(Live掲示板やオンライン名刺交換場)、アーカイブ動画配信など、
工夫されたUI・UXデザインが特徴的に感じました。
気軽に質問ができる環境(チャットへの書き込み機能など)は、
学術大会の近寄りがたいイメージを和らげ、
議論の促進に大きく貢献しているのではとも感じます。
人との接触を制限された中で起きた変革ではありますが、
対面で会うことにこだわらず、オンラインの良さを存分に活かす工夫、
言い換えると、目的に応じてあらゆる機能を柔軟に用いていくことは、
まさにヒトの知恵といえます。
新しい知見、技術、関わり合い、その出会いと可能性にわくわくします。
山登りも研究もまだまだ歩き始めたばかりですが、日々“挑戦”です。
兵庫県最高峰氷ノ山、日本北アルプスの風景(上高地より)