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2021.06.18

柔道整復学科 授業紹介「4年生 臨床実習Ⅳ」の実習を覗いてみよう!

こんにちは。
柔道整復学科教員の中川達雄です。
 今回は、本学柔道整復学科の4年生科目である『臨床実習Ⅳ』の授業模様を紹介します。臨床実習とは、“実際の臨床現場”での実習のことで、臨床実習Ⅳはその集大成の科目になります。本来の予定では、本学附属治療院で実際の臨床現場での実習がスタートしているはずでしたが、昨今の新型コロナウイルスの影響で、現在、予定を変更して実施しています。

 附属治療院の患者様にご協力いただき、実習生と実際の患者様とを別場所でオンラインで繋ぎ、医療面接や映像を通して情報を収集し、グループごとに考えられる検査法、疾患、治療方針を導き出して発表し、知識を共有するという授業内容です。医療面接から疾患を想定することは、臨床上とても重要で、柔道整復師として仕事していくためには欠かせない技術となります。実習生たちは、患者様の訴えや表情、患部の映像に集中して実習に臨み、新たな経験や課題を得ています。また医療面接が終了する際、患者様から「頑張ってね!」、「またいつでも協力しますよ!」などお声がけいただき、実習生たちは大変温かいお言葉を励みに頑張っております。今後は感染状況をみながら、感染症対策を講じた上で、対面での臨床実習も実施されます。

 新型コロナウイルスにより、学生達にも様々な影響が出ていますが、その中でも患者様、実習施設の方々、関係者の皆様にご協力いただき、臨床実習の授業を進めることができております。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。