宝塚医療大学の今をお届けする宝塚医療BLOG

2021.07.01

患者さんに寄り添う仕事

こんにちは。
理学療法学科の上田泰之です。
今日は私自身が影響を受けた本について紹介させていただこうと思います。
「リハビリテーション」砂原茂一著
学生時代に授業で紹介され興味を持ち読み始めましたが、この本を読んで理学療法士の道を志してよかったなと思えました。
[医学の進歩によって助かる命は増えたけれども、その代りに障害が残ることにより精神的・身体的活動の制約に悩まされる患者さんが増えた。突如降りかかった障害に取りつかれ動転している患者さん、世界中で自分ほど不幸なものはないと深く信じ込んでいる患者さん。そんな方々の傍に寄り添い、障害の受容、生きるに値する未来をしっかりと見つめさせ、再起する決意を奮い立たせるのがリハビリテーション医学である。その医療従事者のチームの中でとりわけ患者さんと寄り添う時間が長いのが理学療法士や作業療法士である。]
実際の病院で勤務する中で、患者さんから感謝されることが本当に多くとてもやりがいのある仕事だと思います。
リハビリテーション、理学療法に興味のある方は是非一度本学のオープンキャンパス等に来て、少しでも体験してください。
因みに、この本は引っ越しの度に紛失し、これは3冊目の本です。

宝塚医療大学の裏には北雲雀きずきの森があります。
自然の中でリラックスしたいときにおすすめの場所です。
曇天ですが、初々しく鮮やかな緑が広がっています。