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2021.09.24

理学療法学科教員ブログ(高見)

 みなさんのなかで車椅子に乗った経験のある方は居るでしょうか。また、車椅子を扱った(押した)経験のある方は、居るでしょうか。

車椅子は移動能力に支障をきたしている対象者に用いられ、杖や義肢にならび「補装具」と呼ばれています。 

 今回、私の受け持った理学療法研究法演習(研究ゼミ)では「車椅子」を題材に取り上げ、「適切・快適な車椅子の操作方法」をテーマとして研究に取り組んでいます。

具体的には、車椅子に乗せられた方の主観に応じて加速、減速、方向転換、スピードなどを調整するのですが、客観的指標を得るためスマートフォンの加速度センサーを用いてデータを収集しています。どのようなデータが得られるか楽しみにしています。

 理学療法士は、運動療法だけでなく車椅子の操作も上手にできなければなりません。写真は、キャスター(前輪)挙げしながら前進する練習を集団で行っている様子です。