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2021.10.21

柔道整復学科教員ブログ(木村)

こんにちは。柔道整復学科教員4年生副担任の木村です。

この間、退勤時に大学最寄りの南野坂二丁目バス停でバスが来るのを待っていましたら、バス停看板裏の大
学敷地フェンス内に可愛らしい一匹のアライグマが現れました。
突然のことで、目が合ってお互いびっくりして固まってしまいましたが、きっとその間たったの数秒程だった
と思います。その後、アライグマはサッとグランドの方に駆け上がって去っていきましたが、その時の光景は
少し経った今でもはっきりと思いだすことができます。

大学周辺は緑豊かで、アライグマ以外にも周りの野山を住処とする種類豊富な野鳥達の豊かで美しい囀りを聴
くことができます。附属治療院に来院される患者さんのお話しによると、よく似ているのでアライグマと間違わ
れるハクビシン、これらの他に鹿や狸、イタチなども時折この近くに出没するのだそうです。
近くにある明峰高校前のバス停から大学までのわずかな下り坂を行く時には、周りの緑はもちろん春には山
桜など、季節ごとに異なる遠くの美しい色とりどりの山々が目の前に広がります。

それぞれの夢と希望を抱き入学した宝塚医療大学の学生は、このような豊かな自然に囲まれた校舎で大学生
活を送ることになるのですが、入学してから4年生に進級するまで本当に光陰矢の如し、あっという間です(私
だけそう感じるのかもしれません)が、大半が1年生の時のどこかあどけなさが残る面差しと初々さとは変わっ
て、4年生になるとそれぞれの個性もはっきりしてきて成長を感じられることが多いです。

柔道整復学科の4年生に対する国家試験対策は、前期開始前のオリエンテーション当日の模擬試験から始まり
、国家試験直前の対策講義はもちろん夏季の集中講義や正規授業とは異なる枠組みで国家試験対策授業を実施
しています(写真はその一場面、問題演習に取組む4年生)。

また4年生では、定期模試やグループ校全体で行われる合同模擬試験が多数実施され、学生自身の実力が国家
試験合格圏内に達しているかを測ります。4年生はそれぞれ各々の目標を掲げ、第30回柔道整復師国家試験合格
に向けて日々頑張って取り組んでいます。

アライグマとハクビシンがよく似ていて間違われるように、国家試験の出題範囲の問題には一見よく似てい
るけれど、全く別のものであるような紛らわしいものもあります。
国家試験対策講義で教員が示す重要なポイント、紛らわしい箇所なども意識して何度も確認してしっかり押さえ
ていく癖をつけ、コツコツと知識を積み上げれば、着実に点数を伸ばすことができ、努力は必ず報われます。
頑張る4年生達が無事に皆合格しますように!