2023.10.25
「第23回 日本超音波骨軟組織学会 学術総会」で最優秀賞を受賞しました
こんにちは。柔道整復学科教員の立山直です。
10月22日(日)に大阪で開催された「第23回日本超音波骨軟組織学会 学術総会」に参加してきました。日本超音波骨軟組織学会は、我々柔道整復師が普段の臨床現場において、患者様の外傷に対して筋肉や骨、靱帯などの検査に用いている超音波観察装置(エコー)について、運動器領域の観察法等を中心に研究を行っている学会です。今回の学術総会では、柔道整復学科の池田愛里先生「超音波画像観察装置を用いた筋疲労評価の検討―神経筋電気刺激による筋輝度を指標としてー」、と萩原有紗先生「小児上腕骨顆上骨折の超音波検査が有用であった2症例―shared decision makingを目指して―」、がそれぞれ発表されました。学会の理事である澤田先生と立山は、池田先生の共同研究者として参加しました。
様々な研究発表の中、池田先生の発表が最優秀賞を受賞することができました。私たちの研究グループの発表内容は、「筋肉に対する電気刺激の前後でエコー画像を観察したところ、エコー上のデンシティ(白黒の程度)や筋肉の厚さに変化がみられることを発見した」、というものでした。これまでの研究成果が、多くの方に評価してもらえる結果となり、研究グループ一同、喜ばしく思っています。池田先生おめでとうございました!