Department of Physical Therapy リハビリテーション学科理学療法学専攻

情報分野から地域連携まで、可能性を広げる多彩な学び。

情報分野から地域連携まで、可能性を広げる多彩な学び。

一人ひとりを大切に。

活躍の領域が益々広がる理学療法士。

理学療法士の登録者数は20万人を超えました(私が資格を得た時は2千人でした)。かつての医療(病院や診療所)を中心とした活躍の場だけではなく、保健(疾病予防や健康増進)や福祉(高齢者や小児)分野の人材も増えています。
さらに、学校教育(小・中・高校)や一般企業(労働障害の予防、健康増進)、スポーツ関連企業(製品の研究開発)、海外活動、動物(動物に対する理学療法)分野等の様々な領域に活躍の場は広がっており、理学療法士は今後ともより多くの領域で運動や活動の専門家として求められる将来性のある明るい職種です。 和歌山保健医療学部理学療法学専攻では上記のような幅広い社会の要望に応えられる教育を実施していきます。

リハビリテーション学科 学科長 小林 茂 教授

国家資格取得率

理学療法士:98.1% 全国平均:89.2% 2023年度実績※国家試験合格者の就職内定率100%

取得可能な資格

  • 理学療法士国家試験受験資格
  • 中学校教諭・高等学校教諭一種免許状(保健体育)

Learning Point学びのPOINT

Learning Point学びのPOINT

  • Point 01 最先端技術を学ぶ
    授業科目

    急速に発展・改良される理学療法の機器やシステムなど、最先端医療技術に対応できる、高度な能力を持ったスペシャリストを養成します。

  • Point 02 I C Tを活用した
    教育システムの導入

    本学では「情報処理演習」の授業を通じて、ICTの基本的な知識や仕組みを学び、学生と教員間でインターネットを介した情報共有を行います。コミュニケーションスキルと医療に斬新な発想を持ち込めるような論理的で柔軟な思考の土台を培います。

  • Point 03 専門分野を
    総合的に学習

    教授陣は各分野の専門家が揃い、それぞれに対応した専門的な設備も完備。質の高い指導により、理学療法学を総合的に学ぶことができます。

  • Point 04 O S C E(オスキー)
    を導入

    OSCEとは、「Objective Structured Clinical Examination」(客観的臨床能力試験)のことであり、臨床実習前に行います。OSCEにチャレンジすることによって、臨床現場にふさわしい臨床力が身についているか確認します。

  • Point 05 キャンパス内で
    チーム医療が学べる

    和歌山キャンパス内には看護学科もあり、同学生との合同授業も行っています。医師や看護師及び医療技術職による相互連携、チーム医療に対応できる高度な専門性を身につけることができます。

Curriculum4年間の歩み

  • 1年次

    基礎から学ぶ

    人間性や人との関わり方を養う

    人文、社会、自然科学、外国語、情報処理、スポーツ系の科目を履修し、幅広い教養を身につけます。専門基礎科目は、人の身体の構造や機能を理解する解剖学、生理学など。身体運動、リハビリテーションの理念や理学療法の概論、基本的な理学療法評価法についても学び、実技授業も始まります。

  • 2年次

    実技で基盤を築く

    理学療法学の基盤( 知識・技術)を形成

    整形外科や内科などの領域の各種疾患、外傷における身体機能の変化を学び、活動・動作への影響を考えることで理学療法の評価学から治療学の基盤を学習します。臨床見学実習も経験し、学内の学びを臨床で活用できる力へと発展させます。

  • 3年次

    より専門的に学ぶ

    専門領域を学び評価法も学習

    運動器系障害、スポーツ障害、脊髄障害、脳神経障害、呼吸・循環障害、発達障害などの理学療法治療学を学び、それぞれに対して評価、治療プログラムの立案、基本的理学療法を実施する力を習得。臨床評価実習では、患者様への検査や測定といった評価を通し、理学療法の過程を学びます。

  • 4年次

    実践力をつける

    学外臨床実習で実践力を磨く

    大学と連携した学外臨床実習施設において経験豊富な指導者のもと、患者様に対して理学療法評価や治療、指導を実施。基本的な理学療法の実践能力を養います。
    また、3年次より継続の理学療法研究法をゼミ形式で行い、問題発見力・解決力、理論的思考力を高めます。

カリキュラム詳細

Practice臨床実習

大学と連携した学外臨床実習施設において経験豊富な指導者のもと、患者様に対して
理学療法評価や治療、指導を実施。基本的な理学療法の実践能力を養います。
また、3年次より継続の理学療法研究法をゼミ形式で行い、問題発見力・解決力、理論的思考力を高めます。

  • 2年次

    臨床見学実習

    理学療法士が行う治療方法や患者様との関わり方、医師や看護師との連携など臨床の現場を見学しチーム医療を学びます。(2週間)

  • 3年次

    臨床評価実習

    学内で学んだ知識と技術を臨床現場で臨床実習指導者の指導のもと実際の患者様の身体の検査や測定といった評価を実践し、治療計画を立案します。(4週間)

  • 4年次

    総合臨床実習

    学内外で学んだ知識と技術を駆使して、患者様の身体の検査や測定といった評価・理学療法アプローチを実施します。また、その結果を再度評価し、より効果的なアプローチを再検討し実施します。(6週間・8週間)

Student's
Voice
学生の声

オープンキャンパスが、
本学を選ぶ決め手になりました。

オープンキャンパスが、本学を選ぶ決め手になりました。学内がとても綺麗でしたし、教員や在学生の話を聞いて、楽しい大学生活が送れると感じました。
私はもともと人と話すのが苦手でしたが、学友会やボランティアなどで多くの人とかかわり、コミュニケーション能力が上がったと思います。目標は、人の想いに寄り添える医療人です。患者様にとってリハビリは、身体的にも精神的にも辛いもの。だからこそ、治療を行いながら、心までサポートできる医療人になりたいです。

T.Hさん

2022年度入学 
理学療法学専攻 3年生
(和歌山県立耐久高等学校 出身)

充実した臨床実習で学びを深め、地域医療に貢献できる理学療法士をめざしています。

宝塚医療大学を知ったとき、和歌山にこれほど専門的な大学があることに驚きました。オープンキャンパスでは、充実した設備に圧倒されました。
入学してみると講義の内容は濃く、深く、解剖学や生理学も高校とは一味違うレベル。この2つは理学療法士の土台になる、しっかり身につけておきたい科目です。
そして、2年生からは充実した臨床実習が始まり、医療現場での実践力が鍛えられます。4年間しかない学びの時間。少しも無駄にせず、地域医療に貢献できる理学療法士をめざしていきます。

S.Kさん

2022年度入学 
理学療法学専攻 3年生
(和歌山県立星林高等学校 出身)

Policyポリシー

アドミッションポリシー
求める学生像と受け入れの基本方針
  1. (1) リハビリテーションについて強い関心を持っている人
  2. (2) 学習意欲・問題探求心に富む人
  3. (3) 様々な問題や事象について論理的に考える人
  1. (4) 解決策を追求することに熱意がある人
  2. (5) 地域への貢献に意欲がある人