11月14日(金)に2025年度第7回目のきのくに県民カレッジを開催いたしました。
きのくに県民カレッジは、和歌山県教育委員会が主催する県・市町村・大学・生涯学習関連団体等が実施する生涯学習講座です。
きのくに県民カレッジは、和歌山県内に在住・在勤・在学されている方であればどなたでも参加が可能です。
本学作業療法学専攻では、講座の一つとして「認知症サポーター養成講座」を2021年度より実施しています。
今回も近隣住民の皆様にご参加頂き、
①認知症サポーター養成講座の聴講
②身体機能・認知機能の測定
③創作活動の3つを実施させていただきました。


今回の創作活動はハーバリウム制作を行いました。
参加いただいた皆さんはピンセットなどを活用しながらそれぞれが好きな飾りを選びながら楽しそうに活動を行っておられました。
手先を使うことで認知機能の改善や作品を完成させることで得られる達成感等の心理的効果が期待されます。
また、創作活動という「作業」を通して学生や参加者同士との交流も認知機能の賦活に関わっています。


その他にも学生の卒業研究にもご協力いただき自動車運転に関するインタビューを実施しました。
本学では研究活動にも力を入れて作業療法士の育成を行っています。

本学が行う「認知症サポーター養成講座」は、作業療法士等の専門職と教員・学生が連携して、地域住民の皆様の認知症予防意識の向上とサポーターが活躍することでの地域の支え合いシステムの構築を図っていきます。
また、本学の作業療法学専攻学生においては、臨床実習につながる貴重な経験となっております。
次回は、12月12日(金)、本学4階で10時開催となります。本学の「認知症サポーター養成講座」は、高校生の皆様もご参加いただけますので、ご連絡(073-494-5000)をお待ちしております。