6月8日(水)の基礎看護技術学の授業で、ベッドメイキングの演習を行いました。
看護の基礎となるベッドメイキング。シーツ類の畳み方、置き方、広げ方、角の作り方……その一つひとつにも安全で快適なベッドを作る上で重要な意味があり、また、患者さんの症状や容態に配慮しながら行う必要があります。
シワが寄らないようにシーツをピンと張ることもそのひとつですが、シワが出来てしまっても手で撫でつけて伸ばすのではなく、シーツの角を持って引っ張ることで修正します。洗い上がりの清潔なシーツを少しでも汚さないようにするための、重要なポイントです。
学生たちはグループに分かれて、事前に学習したチェック項目と照らし合わせながらベッドメイキングを行います。
先生方からコツを教わると熱心に聞き入り、「中心線ズレてるね」「ここで変になるってことは、この1つ前の手順の時点で何かおかしかったんじゃない?」と、お互いに指摘し合いながら一生懸命練習していたのがとても印象的でした。