7月6日(水)基礎看護技術学の授業で、「車椅子の移乗・移送」の演習を行いました。
車椅子の移乗・移送は、自分の力では歩行や移動が困難な患者さんを安全に移動させるために用いられます。
介助する看護師は、路面の状態や障害物の有無、患者さんの状態に合わせて安全に操作する必要があります。
患者さんを乗せる車椅子のタイヤの空気やブレーキのかかり具合もしっかりと確認します。
ベッドから車椅子への移乗は、患者さんや介助する自分たちの負担を最小限にするため、足の角度や力の入れ方にコツがあります。
お手本にと臨床経験の長い看護学科の先生に移乗してもらった患者さん役の学生は、「全然しんどくない!」と感動していました。
移乗のあとは、そのままエレベーターに乗って移送の演習を行いました。
段差に乗り上げる前に「段差があるのでちょっとガクッとしますよ」「大丈夫そうですか?」と優しく声を掛ける様子が印象的でした。