1月22日(日)、きのくに県民カレッジの一環として、認知症の人と接する機会のある方やその可能性のある方を対象とした第3回「認知症サポーター養成講座」を開催しました。
認知症サポーターの養成とは厚生労働省が推進する活動で、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けするサポーターを全国で養成するものです。
本学もこの活動に協力し、認知症高齢者にやさしい地域づくりを目指しています。
全3回の講座を通じて、認知症を正しく理解し、偏見をなくして、認知症の人とどう接すれば良いかを学びます。
最終回となる今回は、講師の上城 憲司教授より認知症予防について講座があったのち、苔玉作り体験を行いました。
苔玉作りは園芸療法と呼ばれるリハビリテーションの一環で、土に触れ、植物に触れることで認知機能の改善や気分改善などの心理的効果も期待されます。
苔玉作り体験の後には希望者を対象に体力測定が行われました。
中でも好評だったのは、体成分分析装置InBodyを用いた測定です。InBodyでは、体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪といった体成分を詳細に測定し、これらの成分の均衡状態が取れているかどうかを点数化して把握することができます。多くの参加者がInbodyを体験され、測定の結果をお持ち帰りいただきました。
本講座は来年度も開催を予定しております。
詳細およびご予約については本学HPでもお知らせいたしますので、ふるってご参加ください。