7月8日(土)に第4回目のきのくに県民カレッジを開催いたしました。
きのくに県民カレッジは、和歌山県教育委員会が主催する県・市町村・大学・生涯学習関連団体等が実施する生涯学習講座であります。本学では、その講座の一つとして「認知症サポーター養成講座」を2021年度より実施しています。今回は、9名の近隣住民の皆様にご参加頂き、①認知症サポーター養成講座、②創作活動の順で講座を進めていきました。
①認知症サポーター養成講座では、本学の上城教授より「認知症と介護保険」についての解説、②創作活動では、クラフトを使ったコースター作りを行いました。なお、創作活動は作業療法において、手先を使うことによる認知機能の改善や作品を完成させることで得る達成感等の心理的効果が期待されます。
本学が行う「認知症サポーター養成講座」は,地域の専門職(作業療法士)と教員および学生が連携して、地域住民の皆様の認知症予防意識の向上とサポーターが活躍することでの地域の支え合いシステムの構築を図っていきます。また、本学の作業療法学専攻学生においては、臨床実習につながる貴重な体験となっております。
次回は、8月5日(土)、本学4階での開催となります。本学の「認知症サポーター養成講座」は,高校生の皆様もご参加いただけますので、ご連絡(073-494-5000)をお待ちしております。